真夏の悪夢、そして3度目の正直

8月の第1週目の週末だったでしょうか?たしか?
相変わらずの猛暑続きで、水大好きのたいたいとママは迷わずプールへ。
しかもその日は9時のオープンから、かれこれ3時か4時ころまでいました。
さすがのたいたいも家にかえるとベッド直行でバタンキュウ。
その夜風呂に入ると、いつも以上に湯船につかるたいたい。(こんなに暑いのに・・)
いつものような長風呂は今日は少しは控えようと思いつつ、ママは自分の髪を洗ったりくつろいでいたその時、なにやらドカン!と
奇妙な音が!!たいたいが頭から血を流し、体じゅう硬直させ、しかも口からあわを吹き、意識をうしなっているではないか?
あせった!心臓が破けるかと思った。過去のどんな迷子のときより。だってたいたいがこのまま死んじゃったら・・というレベルの焦りでした。
いままでおこしたことのない、けいれん発作であることはすぐわかりましたが・
救急車で病院につたときは、すっかり治まり、頭から血をたらたらながしながらも、救急の処置室内をいつものように探索するほどの回復。
よかった、よかった。しかし、困ったことに、意識が正常に戻ると、この人にはなんの医療的処置をほどこすことは困難。
結局、4,5人がかりで押さえつけ、なんとかけいれんのため風呂の蛇口にぶつけた後頭部の処置だけは、なんとかやってもらったが、
検査も採血も点滴もこの場合、すべてが必要であったが、通常に戻ったたいたいにこれらのことをほどこすことは不可能に近く、結局、頭だけ縫ってかえった。
次の日からはすっかり元気なたいたい。あ〜よかった。よかった。
しかし、その後2晩は、風呂場で意識をうしなっていた光景が、ママの頭のなかでリアルに再現され、不眠になってしまった。
それもそのはず、ママが暑い日に連れまわし、疲れさせ、その上にお風呂でゆっくりして肉体的負担をかけた責任があるのだ!
てんかん発作は、思わぬときに起こる。気をつけなければ。
そしてその後、脳波検査を受けることに。
小さい時に1回受けて、問題なくそれ以来行っていない。
さて、わたしの心配は、検査前の眠り薬が検査を終了しても効き続けたらどうやってつれてかえろうかってことでした。
検査の結果なんて、9割方問題ないと確信しているのです(勝手に)
しかし、その心配をうらぎって今回は、うまく眠れたはいいが、検査途中で、浅くなり、結局、動き始めたら最後、脳波どころではない。
歩き始めてしまった。結局、検査できず。
2度目にチャレンジ。今回はやや検査前の薬を増やして。
またまたよく寝てくれましたが、途中で手が動いてしまい、少しでも動きがではじめたら最後、またまた失敗に終わりました。
もう、やらなくてもいいですか?この子に医療的処置を施すには全身麻酔しかないですっ。といいたかったが、甘かった。
どうやらとれるまで何度でもチャレンジする羽目に。
次回もどうにか眠るタイミングをうまくやって頑張る!
3度目の正直はなるか。まあ、だめなら、4回でも5回でもがんばるしかないね。
しかし、めったに病気しない元気なたいたいだからいいけど、とにかく多動でじっとしていないこの子は、本当に病院での治療なんて何一つできやしない。
まあ、健康でよかった。幸いにして、14歳になるまで虫歯1本できたことないし(なぜ?あんなに歯磨ききらいなのに)
このようなたいたいには神様も病気を与えないのでしょう。
3度目、どうかどうか成功しますように。