土肥温泉⑦ やっぱりうるさいよ。しまいには怒鳴られた。

普段、電車やバスに乗っていると、最近はそれほど奇声を発したりはしなくなったが、
なぜか、旅行となるといつもと違ったテンションになり、普段より大きな声をだしたり、手をパンパンと叩く行動が多くなるようだ。
声は大したことないのだが(ただし、そう思っているのは親だけかもしれない)、この手をパンパンだけは、親の私でさえ耳になれてはいるものの
かなりうるさい。この感覚の相違はあいけないですよね。つまり、私は外でのたいたいの変わった??行動のすっかり慣れてしまっているのです。
そして、うるさいのは確かですが、そのうるささが苦痛ではないのです。ああ、たいたいなんだ、なんて。
かりに、よその子がたいたあいのような障害児であり、うるさくしていても、かなりゆるせると思うのです。
しかし、公共の場、電車やバスでは誰もがゆったりしたい、中には本を読んでいる人、寝たい人などがいます。
幸いにして、今回の旅行で現地や行き帰りに、周囲の人からクレームを発せられたことはなかったけど、みなさん我慢しているのでしょう。
他人のご好意にあまえてはいけませんね。
しかし、ついに帰り、成田から学園に戻るバスのなか、相変わらずたいたいが、パンパンしていたら、頭にタオルを巻いた地元の人っぽいおじさんが
目もさめるような、そしてこの究極の暑ささえふきとばすような大きな声で「うるさいんだよ。このくそ暑いのに!」と。
さすがにたいたいこのときは自分のこととわかったのか、しょんぼりだまりました。幸いその方はすぐにバスを降りたので、長時間はらはらすることはなかったのですが。
そうですよね。ただでさえ、この暑さでだれもが不快。それに予期せぬうっとうしさがプラスされれば、だれでもいやになると思います。
たいがいの人は、たいたいをじろっと変な目でみたりはしますが、注意したり怒鳴る人ってほとんどいないのです。
所詮、他人、一時的なもの、運悪く電車にうるさいのがいた、程度なのでしょう。
やはり、やはり、何度いってもとめられない行動なので、たいたいとの外出は慎重に、場所、時間帯、人にいかに迷惑をかけないよう対策が今後も最重要です。