{お風呂にまつわること}①銭湯マナー

温泉巡りならず、近場で手軽にお風呂を満喫する私の楽しみの一つに、都内銭湯巡りというマニアックな趣味があります。あまり人にはお勧めできませんが。中でもお気に入りが、浅草駅近の蛇骨湯。なんだか怖い名前ですが、ここは内風呂、露天、蛇口からでる水まですべて黒湯。地元千葉の塩分の強い茶色の湯とはまた違い、熱すぎず、よく温まる。ある冬の劇寒の日、露天で至福のひとときに浸かっていると、内風呂の方で若い奇声が。そしてみんな露天に逃げてくる。内風呂にAKBのような若いギャル集団が。バスタオルを腰に巻いて座ってる子やら、全員が厚化粧をおとさず、身体も洗わずドボンと。しかも、きゃ〜きゃ〜幼稚園児のような騒がしさ。その異様な空気に耐えられず、常連さんたちおばちゃんたちは、露天に逃げてきたわけ。そこで陰口はいうものの、彼女たちのマナーに注意する人は誰一人いない。仕方ないから私、代表して彼女たちに注意をほどこし、いやなおばちゃん役をかってでました。だれもが気持ちよく入りたいはず。それには最低限のマナーは守りたい。公共浴場や温泉は快楽と人とのふれあいの場でもあるのだから。