九州国際スリーデーマーチ 〜地元の暖かいおもてなし郷土料理を満喫した、これぞ究極のご当地グルメツアー〜


5月11日から3日間熊本八代にて開催の九州国際スリーデーマーチに参加。初の九州です。
1日目。八代海・郡築干拓コース。40キロ。天気は最高。7時10分。


球磨川河川敷には外人を含め多くのウォーカーさんが。地元千葉で顔馴染みのウォーカーさんもちらほら。
体調も天候もバッチリ。7時半スタート。


球磨川沿いを延々と歩きます。ずっと見ていてもきれいで素敵な川です。
地元の人に、「きれいないい川ですね。千葉は江戸川、利根川印旛沼などがあるけど汚いです」というと、地元だからそう思うんじゃない」と言われました。ここの地元の人は球磨川にも見慣れていてなんとも思わないのかなあ・・


朝からペースはまずまず。今日は時間内には余裕がありそう。せっかく九州にきたのだから楽しみながらウォーク。ここら辺は畳の産地。井草の畑が延々と。

なにやらおばさんたちが止まってる。小さな畳お持ち帰り自由。早速、リックに詰めます。
ランチョンマットのサイズ。コースターなど。ただのものはたくさんもらいます。
さて、リックの中は畳のよい香りでいっぱい。


10キロを超えたあたりだろうか。あった!あった!中田精肉店。お世話になっている熊本出身の証券マンがわざわざご丁寧に教えてくれた店。しかし、ここで生肉を勝ってしょってあと30キロ歩くわけにはいかない。


各給湯ポイントでは、恒例の地元の方々の郷土料理によるご接待が。これが楽しみで各地のウォーキングに参加してるようなもの。しかも、ここは今まで参加したなかで豪華。しかも、40キロなので5、6カ所の給湯場でほとんどいろいろな美味しい漬け物、果物などか。
メロン、生姜の漬物、イチゴ、夏みかん、サツマイモなどなど・・
そして、塩サイダーの飴。
歩いているときの漬け物は塩分補給になり、そして現地の果物は糖分と水分補給。そして、暖かいおばさんたちの励まし、道行く地元の学生や子供たちまで、みんな挨拶してくれます。なんて気持ちのいいこと。いくらでも頑張れそうです。


ここら辺はプチトマトの畑が。

最後の給湯場ではなんと、たけのこの漬け物、豆などお持ち帰り用に漬け物のパック詰め。今宵のおつまみに最適。


八代港周辺の風はやや強かったけど、最高の天気のなか、15時半すぎにゴール。

2日目。新緑球磨川コース。

恒例の朝の出発式では、ドイツ出身のウォーカーが元気に「エイエイお〜!!」

きょうは、約42キロなので、昨日のように余裕はないかも。しかし、体は昨日の疲れはほとんど残っていず。やはり、歩いた後、温泉にどっぷり浸かったためか。
今日は昨日より、さらに晴天。球磨川沿いをひたすら。地元の江戸川、利根川と違い、とても綺麗で美しい川です。

大きなダム。6年間ありがとうと書いてある。廃止となるようです。

後半は日奈久温泉街を通ります。ウォーキングが終わると毎日、この温泉にはいりにきてました。昭和初期そのままの街並み。なんと、600年の歴史ある県下最古の温泉。入らないではいられませんね。
今回の目的の一つはこの温泉にあったのですから。ここは竹輪の産地。竹輪店だらけ。歩きながら焼きたてのちぎり竹輪を一つ。あ〜美味しい。
温泉地から約10キロ。この最後の10キロがきつかった。
4時ちょっと前にゴール。一緒にゴールした健脚そうな福岡のおじさんウォーカーは球磨川河川敷の会場に車を止め車中泊をしているとのこと。なんて、根性ありのウォーカーが多いこと。

3日目。火の君コース。
2日間40キロの疲れと、今日は30キロということで、やや気合い抜け。天気は昨日までの晴天とは違い、雲。
3日間で、いろいろな出会いがありました。
沖縄で一緒に40キロコースで迷った愛知のおじさんは横浜では、おむすびをほうばりながら、ほら、沖縄で一緒に迷った…とニコニコと声を掛けてくれ、たいたいと行った阿波でも会い、きっと今回もいると思ったら案の定…しかし、今回は故障中とかで、杖をつきながらも10キロコースを頑張っていた。このウォーキングに掛ける意欲に感動。外人カップルもちらほら。

最終日、ややだれ気味に歩いていたが、楽しみにしていた八代うまかもん物産館に到着。ここまでくればあと、5、5キロほど。ここでしばし、時間調整し、ゆっくり土産品を物色。
そしてとうとう、最終チェックポイントの八代神社到着。

そこには、ヨネックスの白いTシャツを着た垢抜けた人が。スポーツキャスターの陣内喜美子さん。さすが、生でみると、めちゃくちゃ綺麗。まるで友達のようにおしゃべりして、一緒に写真を撮ってもらい、3日間の疲れが吹っ飛びました。

そして、ここでの接待ででたデコデンを砂糖漬けにしたお菓子がとてもとても美味。地元のおおらかなおもてなしをしてくれたおばさま方。熊本、八代の人もよい人ばかりでした。

3日目はゆっくり、接待を楽しみながら、2時半にゴール。

3日間、好天気のなか、球磨川を中心とした八代の大自然を十分満喫。そして、美味しいおもてなし郷土料理を楽しみながら110キロ完歩。
なんとも気持ちのいい3日間でした。
ゼッケンに「千葉からきました」と書いたら、いろんな人から話しかけられました。
遠方からですが、また来年の是非きたいと感じたウォーキングイベントでした。
熊本は八代、日奈久温泉の方がた、いい人ばかりでした。

恒例のアフターウォーク。最終日は、毎日通った日奈久温泉へのひらやホテルへ。昭和初期そのままの古いたてもの。
ここら辺はすべて、こんなびっくりするほど古い建物ばかり。そして、竹輪屋ばかり。お風呂の前の腹ごしらえと、揚げたての餃子竹輪なるものを賞味。おでんの具にあるようなものだが、揚げたての薩摩揚げの中に餃子が入っていて、その組み合わせがなをとも美味しいったら。歩いた後の疲れを吹き飛ばします。どんなに歩いても、美味しいものと温泉とお酒があれば、疲れは次の日までには解消です。
今日は西湯という共同浴場へ。夜は宿の温泉。
このひらやホテルの温泉は、人目みて感動。いままでいろいろな温泉に行きましたが、宿の温泉では私のランキングとしては1位!!
なにがいいって・・・そりゃ入ってみなきゃ。さすが老舗。
来年はこの日奈久温泉に連伯して、スリーデーに参加しようと固く心に誓いました。
温泉地の酒屋のおじさんとの仲良くなったし。
とても、人の温かさに触れた、いつもの決まり文句「心も身体も温まるウィーキングツアー(グルメツアー)」でした。
八代のみなさん、ありがとうございました。
来年もまた110キロ歩きに来ます。