湯田中渋温泉湯巡り

12月6日。
昨日のウォークの疲れもなんのその。
本日より、2泊、湯田中渋温泉にひたすら湯に浸かりに。
これは一応、先月末の2週間の実習指導のお仕事のお疲れ様ご褒美旅行と称して。
さて、長野新幹線に乗るのは初めて。
このところ、西日本ばかりだったので。
ふと気がつくとあっという間に軽井沢駅、雪が屋根に積もっています。渋温泉は雪だろうか?なんだか、新幹線の中はいつもワクワクする。冬景色は、ちょっともの寂しい感じだが、空気が澄んでいてきれい。そういえば、昨日のウォークでも富士山がきれいに見えたな。
長野新幹線からの冬景色。たいたいなら、窓にくっつき、釘付けだろうな。
長野駅。それほど寒くなく、空気が違う。長野電鉄にて湯田中へ。隣の外人カップルはロンドンとオーストラリアからきたとのこと。同じ湯田中温泉へむかう。分厚いジャパンとかかれたガイド本を持っている。しかし、外国人が日本の温泉を楽しんでくれることは嬉しい限りである。果たして、外国人が渋温泉の超熱湯に入れるだろうか?余計な心配をしている場合でない!

湯田中駅からバスで渋温泉へ。
古くて、情緒たっぷりの温泉街です。
人もあまりいない。

今宵の宿はさかえやという、レトロでとても素敵な宿。部屋も広く綺麗。さっそくなにより、部屋にあったお通しの蕎麦味噌饅頭なるものを頂く。味噌と甘さが実にまっちしていて美味しい。この宿限定ということで、お土産に買っていこう。
宿にチェックインしたら、さっそく9湯巡りスタート。
まず一番湯。宿から借りた鍵で開けて入る。ここは誰もいない。しかも湯が底にちょっと。熱湯!水道の水をガンガンいれてやっと入れる温度とはいえわかなり熱い。う〜ん。噂通り。ちょっと次がますます楽しみになってきた。

次は8番湯。ちなみにどこも歩いてすぐなので順番は適当。
ここから、今カップルがでてきたばかり。ということは入れる温度のはず。そうか、人が出てきたとこ、または人が入ってるとこを狙えばいいのね。作戦ゲット!
熱いけどなんとか入れる。浴槽は4人くらい入れる程度。旅行にきたらしいおばさんも入ってきたが、入れずでていってしまった。やはり、私は相当熱さに強いらしい。
4番湯。ここは残念ながら熱すぎてはいれず。



5番湯も無理!あやいく、あふれる湯で足をやけどするところだった。あ〜、早く人間が入れる湯に行きたい。
浴槽はどこも、小さいのが一つ。洗い場もなにもないよ〜
入口もこんな感じ。
あ〜にっくき、5番湯!!
懲りずに7番湯
ここは7つの病が治るとか・こんなに熱い湯に入ればどんな病気も逃げてしまいそうよ。熱いのでひとつの湯には数分ずつさか入れないけど、この寒さの中、浴衣と下駄で外を歩ける程、すごく身体がぽかぽか温まります。ひと湯はいるごとにパワーがみなぎる感じでまたまた、テンションあがり、幸せモードな身体になっていく。

6番湯。ここは目に効くとか。地元の女性が入ってきて、ここ6番湯と9番湯が一番お勧めとか。たしかに地元の人が入ってるくらいだからいいんだろう。その通り、今までで一番入りやすく、しかも浅めに座れるようになっていたので、初めてゆっくり温まりました。その地元の女性はあまり、湯には浸からず源泉から湯を何度も組み、顔を洗ってました。この温泉で洗顔すれば綺麗になりそう。

9番湯は明日にして、夜は宿の湯でゆっくり。さかえやさんの湯も最高でした。


翌朝、宿の湯を満喫してから、9番湯の大湯へ。さすがに、信州の朝は寒い。けど空気が澄んでいて、気持ちがいい晴天。ここが噂通りに一番はいりやすかった。
あ〜朝から幸せ。

昨日の饅頭をゲットするため、旅館直営店の松本製菓へ。
ここのおばあちゃん、とても綺麗。この店は何度もテレビにでてるのよ。と、雑誌を見せようとしてくれた。饅頭をたくさん買って、今食べる分はおまけしてもらおう。と、またまた、せこいことを考え、4種類の饅頭入りを4箱と、宿ででた子那須の漬け物を買い、作戦通り、おばあちゃんは、饅頭をひとつおまけしてくれた。ついでにおばあちゃんが毎日使っているという化粧水もゲット。温泉地のおばあちゃんは元気で綺麗。
ついでに、酒屋でこの地域の五一ワインと、志賀高原地ビール5本セットをゲット。私の温泉旅行の楽しみを達成。幸せ!

そして、2日目は湯田中温泉の清風荘という宿へチェックイン。さっそく、宿のおばちゃんが今日は天気がいいから、猿をみにいったらと。途中まで車で送ってくれた。有名な地獄谷温泉へ。
車からおりてあるくこと30分ほど。かなり寒いが温泉で身体は温まってるのでスイスイ歩けました。

地獄谷の噴水。ダイナミック!!


いたいた、野生のお猿さんが沢山。

温泉にも沢山浸かってました。
これが有名な地獄谷温泉ね。天気も最高で絶景。

バスの時間がないけれど、どうしても人間様も温泉に浸かりたかったので、ここ地獄谷温泉の唯一の後楽館という秘湯の宿の温泉にさーっと浸かりました。熱いけど超温まり最高に気持ち良かった。お猿見物はたくさんいるのに、こんないい湯に誰も入ってない。もったいないな。身体が温まったとこで帰りの歩きもスイスイ。ここは歩かなければ来れないところなのです。そして何故だか、外人ばかり。

宿に着いてからは、湯田中温泉手形を600円で購入し、3カ所の旅館の温泉に入れるのです。
まずは星川館という旅館の温泉へ。熱めですが、このくらいの熱さにはもうなれた。露天風呂は少しぬるめで景色もよく、気持ちいい。
二軒目の水明館は高級旅館で大浴場も露天風呂も広く、湯はやはりここもかなり熱め。大浴場は43度くらいでしたが、ちょうどよい感じでした。ここには嬉しいことに水風呂があり、この寒さなのに水風呂にどっぷり。一日中温泉に浸かってりのでなんと水風呂の気持ちいいこと。
いい加減疲れたのであとは、宿の湯を楽しんで部屋でくつろぐ。部屋にはこたつがあり、暖かいし、最高に快適。つい、こたつに足をいれて寝てしましました。翌朝、布団、こたつからでるのがひと勇気。えいっ!信州の朝は寒い。しかし、朝風呂でしっかり温まり、ここ新湯田中温泉の公衆浴場の鍵をかり、宿のとなりの亀の湯、鶴の湯へ。ひとつは湯を抜いたばかりで5センチくらいしかお湯が溜まっていず。少し寝湯をしてみました。
チェックアウト後は駅前の楓の湯へ。
公共の入浴施設で内湯も露天風呂もぬるめでゆっくりできました。
湯巡り手形があと一件残っていたので、豊生旅館というところの温泉へ。外は雪になり、かなり寒くなってきました。
この旅館も大きくきれいでしたが、浴場には誰一人いませんでした。ここは露天が野天風呂になっていて、かなり熱い。外は相当寒いのに入ってられないほど熱い。天然なので湯の花がたくさん。ちょっとここ、超本物って感じ。
わたししか、入ってないなんてなんてもったいないこと。
湯田中駅前の足湯で時間を調整し、長野電鉄に乗って長野へ。長野駅では、りんごとえのきせんべいなるものゲット。見かけはふつうのせんべいだが、あとからえのきの味が。あ〜ビールにあうと帰りの新幹線でビールとともにカリカリと。
温泉満喫、満喫で幸せ一杯の帰りの新幹線でした。
あ〜やっぱり温泉はい〜
帰りの長野駅は超寒く粉雪が舞っていましたが、すっかり芯から身体が温まり幸せ気分で、いつものようにビールを買い込み、新幹線へ。
しかし、よく浸かりまくりました。